ほほえみ薬局
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学校環境衛⽣基準に基づき以下の検査を行っています。
ジェネリック薬品は新薬(先発医薬品)と同じ有効成分を使って、品質、効果、安全性が同等なお薬です。
開発のための費用がかからないため低価格なお薬です。
医療用医薬品は開発に十年近い年月と数百億円の開発費用がかかります。開発した製薬会社は特許を出願して一定の期間、製造・販売する権利を得ます。
特許の期間が過ぎるとその権利は国民共有の財産になるため、他の製薬会社が製造・販売できます。
高齢化や医療技術の進歩により国民医療費は年々増加しています。
医療の質を落とすことなく医療の効率化を図り、国民皆保険制度を維持していくために安価で新薬と同等の治療効果が得られるジェネリック薬品の使用が求められます。
将来の世代に負担を先送りしないために一人一人ができることなのです。
ジェネリック薬品が低価格なのは、開発費用が少なくて済むからです。
品質は新薬と同じ国の定めた製造管理と品質管理が行われています。
新薬の特許期間使用されてきた効果と安全性が確認されています。
お薬を溶けやすくしたり、苦みをマスキングする技術が進み、先発の薬より飲みやすくする工夫がされています。
ゼリー状のお薬もあります。
また錠剤自体に製品名の印刷がされていたり飲み間違いを防止する包装の工夫がされているものもあります。
かかりつけの医師や薬剤師にジェネリック医薬品を希望することを伝えてください
以下のようなカードやシールを活用するのもお勧めします。
かかりつけ薬剤師は、あなたのお薬や健康のことを見守る専任の薬剤師です。
かかりつけ薬剤師を持つことのメリット
その説明書には、いつ、どれくらいの量を飲むのか、効果や副作用など、その薬の大切な情報が書かれています。
必ずよく読んでからお薬を使い始めましょう。
間違って飲んでしまうと、せっかく飲んでも効果が弱くなったり、逆に副作用が強くでて危険な場合もあります。
必ず説明書とおりに使いましょう。
食前: 食事をする前の約30分前に薬を飲むこと。
食後: 食事をした後の約30分以内に薬を飲むこと。
食間: 食事と食事の間にお薬を飲むこと。(食後約2時間が目安)
寝る前:寝る前の約30分前にお薬を飲むこと。
頓服: 症状が現れた時にお薬を飲むこと。
気がついた時に直ぐ飲みましょう。
ただし、気がついた時間が次回の薬を飲むタイミングに近い場合には、そのまま飲まずに次回の薬を飲むタイミングに指示通りの量(1回分)を飲みましょう。
決して2回分をまとめて飲んではいけません。
薬剤師が自宅に訪問して薬の説明をします。
飲み忘れがないか確認を行い処方日数の調整を行います。飲めるように複数の薬剤を服用分ごとに一袋にまとめます。必要に応じてお薬カレンダーを使って管理を手伝います。
飲みやすい形状に変えます。または薬をつぶして飲みやすい形に加工します。
医師からの指示が必要になります。医師、薬剤師、ケアマネージャーにご相談ください。
手続き内容に関しては、薬局スタッフがご自宅に訪問し説明いたします。
料金は保険の種類、負担割合で異なります。薬代とは別途下記料金が必要になります。
介護保険1割負担の場合509円~345円になります。
医療保険1割負担の場合は650円~290円になります。
介護保険を持っている方は介護保険を使わせていただきます。
別途交通費が発生する場合があります。担当の薬局にご相談ください。
ご利用できます。ケアプランに含まれませんので、ほかの介護サービスに影響を与えません。
OTC医薬品分類 | 対応する 専門家 | 販売者からの お客様への説明 | お客様からの 相談への対応 | インターネット・郵便局での販売 | |
要指導医薬品 | 薬剤師 | 書面での情報提供 | 義務 | 不可 | |
一般用医薬品 | 第1類医薬品 | 可 | |||
第2類医薬品 | 薬剤師 登録販売者 | 努力義務 | |||
第3類医薬品 | 法律上の規定なし |
OTC医薬品として初めて市場に登場したもので慎重に販売する必要があることから、販売に対して、薬剤師が需要者の提供する情報を聞くとともに、対面で書面にて当該医薬品に関する説明を行うことが義務付けられています。
そのためインターネット等での販売はできません。
店舗においても、生活者が薬剤師の説明を聞かずに購入することがないように、すぐには手に届かない場所に陳列することとされています。
一般用医薬品は、医療用医薬品に比べて薬の有効成分の含有量を少なくしてあり、効き目が抑えめであることが多いです。
薬局、薬店だけでなくインターネットでも購入することができます。
一般用医薬品は、副作用や薬の飲み合わせなどのリスクの程度に応じて、3つのグループに分類されています。
副作用、相互作用などの項目で安全性上、特に注意を必要とする薬です。
店舗においても、生活者が薬剤師の説明を聞かずに購入することがないよう、すぐには手の届かない場所に陳列などすることとされています。
販売は薬剤師に限られており、販売店では書面による情報提供が義務付けられています。
副作用、相互作用などの項目で、安全性上、注意を要するもの。
またこの中で、より注意を要するものは指定第2類医薬品となっています。
第2類医薬品には、主なかぜ薬や解熱剤、鎮痛剤など日常生活で必要性の高い製品が多くあります。
専門家からの情報提供は努力義務となっています。
副作用、相互作用などの項目で、第1類医薬品や第2類医薬品に相当するもの以外の医薬品。
これはとても有名な飲み合わせです。降圧剤でもカルシウム拮抗剤と呼ばれるグループが比較的影響を受けるようです。アゼルニジピン(先発品名:カルブロック、以下同様)、シルニジピン(アテレック)、マニジピン(カルスロット)などは血中濃度が通常の2倍以上になるようです。一方で、アムロジピン(アムロジン・ノルバスク)などは、あまり影響を受けないようです。但し、添付文書には併用注意の記載がなされています。
原因としては、グレープフルーツに含まれるフラノクマリン類がこれらの薬の分解を抑制し、降圧作用が増強される機序が知られています。 ちなみに、果肉の赤いルビータイプよりも、ホワイトタイプの方がフラノクマリン類の含有量が多いようです。ジュースも果肉も避けていただくのがよろしいようです。
花粉症などによるアレルギー性鼻炎や湿疹、かゆみなどに効果を発揮するフェキソフェナジン(アレグラ)は、眠気が少ないのが大きなメリット。とくに女性は男性に比べて抗アレルギー剤による眠気の副作用が出やすい面がありますから、重宝されているようです。また、この薬は医療用もありますがOTC商品もあり、薬局やDSでも購入できるので便利です。
さて、フェキソフェナジンの吸収量はグレープフルーツジュースで飲むことにより半分程度にまで減少することが報告されています。困ったことに、リンゴジュースやオレンジジュースでも同様です。フェキソフェナジンの吸収がジュースに含まれるバイオフラボノイド、フラノクマリン類、メトキシフラボン類などによって阻害されることに因ります。フェキソフェナジンは、水で飲むのが無難です。
かつては、鉄欠乏性貧血の時に処方される鉄剤をお茶では飲まないように指導されていたようです。しかし、現在は、薬に含まれる鉄の量が多いので、お茶で生じる吸収ロスを無視できるとして、「臨床的に問題なし」と判断されています。従って、鉄剤をお茶で飲んでもかまいません。他では、骨粗鬆症の薬(ビスフォスフォネート製剤)について添付文書の併用注意を見ると、「カルシウムやマグネシウムなどと一緒になると吸収が悪くなる」とあります。牛乳や一部の高硬度ミネラルウォーターなどは駄目ですが、通常の(薄い)お茶では問題ないようです。結論として、手元に水や白湯がないときには、湯呑1杯弱程度のお茶で薬を飲んでも大丈夫です。
高齢化の進展と、それに呼応してのメディアでの健康情報の増加などから、イチョウ葉も衆目を集めているようです。イチョウ葉は、日本では健康食品に分類されますが、ドイツやフランスなど一部の国では医薬品として扱われているものです。期待される効果としては、記憶改善、脳機能障害の改善、そして末梢循環障害の改善です。その効果の程を見てみますと、1997年にLe Barsらが、軽度から重度のアルツハイマー症または脳血管性痴呆症の患者309名に対し、規格基準品であるEGb761を一日120mg、52週間投与した治験では、患者の認知力を測定するADAS-Cogスコア(70点満点)が、プラセボ群(偽薬群)に対してEGb761投与群で1.4ポイント改善し、患者の行動指数を表すGERRIスコアが0.14ポイント向上したと報告されています。
一方、相互作用では、①チアジド系利尿薬での血圧の上昇(代謝阻害)②トラゾドン(レスリン)での昏睡状態(GABA 性シナプス増加,CYP3A4 阻害)③ワルファリンの抗血液凝固作用の増強(協力作用)④アスピリンでの前房出血(協力作用)⑤ジゴキシンでの血中ジゴキシン濃度の上昇(原因不明)などが報告されています。
<「食品・サプリメントと医薬品との相互作用」内田信也・山田静雄より>
なお、イチョウ葉エキスには、各種テルペノイド・フラボノイドの他、有害物質のギンコール酸などが含まれています。ギンコール酸は接触皮膚炎やアレルギーを起こす成分であり、ドイツで製造されている前出のEGb761などでは5ppm以下に抑えられています。また、有効成分の組成も、抽出方法の違いから、国内産のものとは多少の相違が考えられます。
以上、安心して摂れるイチョウ葉の選定に関しては、いくつかの視点からの検討が必要なようです。
ほとんどの方は牛乳で薬を飲んだりはされないと思います。但し、食事についていたりして、あまり間隔を空けずに、うっかり飲んでしまうことはあるかも知れません。ヨーグルトも然りです。
では、どのような薬が影響を受けやすいかと言いますと、抗生物質では、
これらは牛乳と一緒になると効果が落ちます。
その他では、骨粗鬆症に使われる各種ビスフォスフォネート製剤などがあります。但し、同じグループに属する薬でも、キレート化合物の作り易さにより、影響に違いがあるようです。
また、酸性下の胃内では溶けず、中性の腸で溶けるようにした「腸溶錠」というタイプの薬を牛乳で飲むと、薬が中性に近くなった胃で溶けてしまいます。胃を荒らす原因になりますので要注意です。アスピリン腸溶錠(バイアスピリン)や大腸刺激性下剤のビサコジル(コーラック)が該当します。しかし、これらも抗生物質同様、2時間ぐらい時間を空ければ、服用に問題は合いません。
(文責:額田)
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